沖縄タイムスの記事
4日付けの沖縄タイムスに大きく掲載されました
一部、メノッティ作曲「電話」では、ルーシー役の知念利律子とベン役の前川佳央が息の合った掛け合いで会場を沸かせ、演出末吉功治氏のアイディアで英語歌詞の合間にウチナー口も飛び出すなど、終始笑いの渦へと引き込まれました。
さすがに演出が演劇界の方だけあって、曲の冒頭のベンによるパントマイム的な動きや笑いのツボなど細かな演技が大変に功を奏していたと思われます。
二部のプーランク作曲の「人間の声」は出演者がたった一人でしかも50分近い長丁場の舞台をフランス語で一人でこなすというオペラです。
内容も難解で、男に振られ精神が徐々に壊れていき悲劇的な結末を迎える様を歌と演技で表現しなければなりません。
女性役の黒島舞季子が、「鬼気迫る演技」と評価されたのは大変うれしい限りです。
主催である(*今回沖縄オペラアカデミーは共催でした)EnsambleXの大城伸悟氏のピアノも素晴らしく、メノッティの軽快なオペラとプーランクの悲劇的なドラマティックなオペラをサポートし、彼の熱意が表現された舞台となりました。
お越し下さいました皆様、本当に有難うございました。
そして、ご協力を賜りましたスタッフや会員の皆様にこの場をお借りして心より御礼申し上げます。
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。